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ドーピングについて [Stay at home]

ドイツ全土のロックダウンもまる4カ月が経ちました。来週から少しずつ学校が再開。ロックダウン自体も一応は3月7日までとなっているので、トンネルの中で何となく光が見えてきた感じです。あとは変形型コロナが収まっていてくれれば・・・・。相変わらずレストランもカフェも、本屋さんも電気屋さんもやっていませんが、珍しく天気のいい日があれば、元々散歩大好きなドイツ人たちが本領を発揮しています。

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私は相変わらずで、サッカーの練習も禁止なので大体は家に籠って、練習ビデオを作ったり、オンライントレーニングの内容を考えたり。日本への思いがつのり「おやつにみたらしorきな粉団子」の回数も順調に増えていますね。ずっとお蔵入りしていた白玉粉が、もうすぐなくなっちゃう・・・

スポーツの取材は感染状況を考えると長距離の電車移動が安全とはいえないので、出張を控えさせてもらっています。そんな中、ありがたいことに時より宿題を頂き、原稿を書かせて頂いています。前回のブログでも少し話しましたが、先月のはじめにドイツのドーピング医師に実刑判決が下り、これについての話題をということで、1月は月の大半をトーピングについて考えて過ごしていました。

どうしても最後がまとまらなくて、そんな時の強い味方、長年の友人でスポーツライターの小崎仁久さんにラインをしました。短い文章でやり取りをしていくわけですが、後から読み返すと「こんな表現で投げかけてるのに、よくわかってくれるなぁ」と感心。やっぱり長年プロのスポーツライターである人のキャパというやつですね。ほんとに尊敬する。最後は「スポーツの社会は実社会の常に半歩先を歩いている」という金言も。ずっと持っていた「スポーツ界で起きていることは社会の縮図だなぁ」という実感に当てはまって「そだね!もっと勉強します!」というモチベまで頂きましたっ。

ドイツのアンチ・ドーピング法の話は体育大学の授業でも出てきて、とても興味深かったので、そのときの資料も引っ張りだして。究極は「スポーツはなにをもってスポーツなの?人類はなぜスポーツを欲するの?」という問いまで行きつく。

ドーピングで実刑が下る背景で、スポーツは「人類が共有している価値」と位置付けられています。「単にスポーツだけの問題だから資格停止ね」という話ではもう収まらないよ、ということです。だからと言って「刑が怖いからドーピングをしない」とはならないのですが、社会の中でのスポーツの位置付けをもう一度アスリートも関係者も根本から認識しようということにはつながるはずです。

日本ではドーピングの問題はあまり身近ではないかもしれませんが、スポーツ選手の人権を軽視したパワハラや洗脳の問題にも共通するところはあるかも知れません。執筆はついつい感情的になってしまいましたが、配信記事は編集して下さった方に「なるべく客観的に」と、仕上げて頂きました。お時間のあるときご一読いただけると嬉しいです。ではでは、皆さまよい週末を!この土曜は今年初のスタジアム取材。自転車で行ってきます!その前に全豪OP女子シングルスの決勝をTV観戦 ♪

2019年のノルディックスキー世界選手権。期間中、司法当局が複数の選手らをドーピングに関与したとして拘束。衝撃が走った。「指南役」となったドイツ人医師が今年1月、有罪判決を受けた。ドイツにおける「近年最大のドーピング裁判」とも言われている。

記事はこちら⇒https://www.jiji.com/jc/v4?id=202102skidoping0001

Gepostet von 時事通信社 am Montag, 15. Februar 2021


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コメント 2

おっさん9

よっしいさん、
このきな粉や白玉粉は日本からやろうけど、ドイツってこんなふうに豆を粉にして食べるっていうことするの?
by おっさん9 (2021-02-21 17:39) 

よっしぃ

おっ39さん、きな粉的なものはないですかねぇ。コーヒー?あれば飲み物か。穀物を石臼でひいて牛乳やらでふやかして朝ご飯に食べたことはありますよ~
by よっしぃ (2021-02-21 20:44) 

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